伴侶が死んで、落ちに落ちていつまでも家に篭っていたい。
そんな気持ちになります。

でも

そんなわけにもいかないのです。

人一人が死んだ時、その後の生活をしていく為に、
やらなければいけない手続きがたんまりあるのです。

各々はまたご紹介していくとして、
どんだけの手続きが待っているか
まーくんが死んで、つらい心と体に鞭打ってどんだけの手続きをしたか。
リストにしてみようと思います。

みなさん、誰かが死ぬということは、
その後の手続きもたんまりあるんですよ。ということをお知りください。
そして、大切な方がなくなったらこのリストの事を思い出してください。


故人によっても、状況色々あると思うので
ウチはふつーの家庭なのでご参考までに。



保険

1.  死んだ人の保険の請求
(生命保険、個人年金保険、学資保険など)
2.  死んだ人の保険の解約(医療保険やがん保険など)
3.  死んだ人の保険の名義変更(今後も続けて行く保険、自動車保険、火災保険など)
4.  自分や子供の保険の変更(契約者、受取人、代理請求人が死んだ人になってる場合)

※保険に入っている量が多ければ多いほど手続きは多くなります。

ちなみにせせらぎ家は17個ほど入っていました。
多いかと思うかもですが、子供の医療保険や自分の分や車や家やで、割と多くなります。

私は、保険の窓口的な保険の代理店にお世話になっていて、今回本当に助かりました。
その代理店で加入した保険に関しては、必要書類の手配をしてくれて、こちらは自分が用意する書類を持って、その場で書けば手続きは終わりです。
代理店で加入してない保険に関しては、自分で書類を取り寄せて、郵送してになります。

でも、その代理店でせせらぎ家が入っている保険の全てをお伝えしていたので
そこで加入したかの有無に限らず、保険会社の連絡先を教えてくれたり、手を貸してくれました。


代理店で全部入っていたら、すごく楽だったのにと思います。
これから入る方、もう入っている方も、保険の代理店お世話になるのオススメです。

年金

5.  遺族年金
 (詳しく書いた記事があります。『遺族年金の制度』
6.  自分の年金
 自分が働いていて、自分で年金払って入れば手続きは要らないです。
 私はまーくんの扶養に入っていて、まーくんの厚生年金から自分の国民年金になりました。

健康保険

7.  子供と自分の国民健康保険へ加入
私はまーくんの扶養に入っていたので、扶養外れて国民健康保険になりました。

子供関連

8.  保育園の現況変更
 父親がいなくなったことにおける、緊急連絡先の再提出
9.  児童育成手当申請(児童扶養手当は、ウチは該当外。ある人はある。)
10.  児童手当の名義変更(死んだ人の名義だったので)
11.  ひとり親家庭医療費助成手続き

※9.10.11は役所の手続きです。一つの窓口で済みました。
手続きや制度はお住いの地域で千差万別みたいなので、一概には言えませんがウチはこんな感じ。

銀行口座

12.  死んだ人の口座の相続手続き
(その人が持っている口座分だけあります。)

ちなみにまーくんは3つの銀行にお世話になっていました。

投資関連

ウチはありませんでしたが、人によっては
株や投資信託をやっていたら、それにはそれで手続きがあります。

住居 /車

13.  ローン完済による抵当権抹消手続き(ローン組んでた人の死亡により団信で完済。)
14.  不動産の名義変更
15.  車の名義変更

持ち家じゃなくても、賃貸なら名義変更あると思います。
引っ越しもあるかも…大変だ…

会社

16.  会社貸与のものの整理や受け渡し
17.  会社のデスク片付け

パソコンも携帯も会社のものなので、デスクも長期勤務だったので大変です。

葬儀後関係

18.  喪中ハガキ作成
19.  返礼品の宛先不明者対処(意外といるんです、、)



生活関係

20.  光熱費関連の契約者変更
21.  その他の引き落としがある契約の解約や契約者変更(ネット料金や何かの会員など)
22.  クレジットカード解約(年会費かかるなら特に)



まとめ


ざっとでも、こんだけあります。
口座や保険の数で、量も増えていきます。
それぞれに必要な書類を集める為に、何度区役所に行ったことか。
一度で必要書類手に入れるなんて無理…漏れが絶対出てきます…
いろんなとこに何度電話をかけたことか。
郵送での手続きや、書類不備やで、時間を要するものもあります。
まーくんが死んで、割と早めから動いていましたが3ヶ月経った今4分の1くらい残ってる。


っていうのを、死んでふさぎ込んでいる時にやらねばならないのです。
しんど…


でも、やらなくちゃいけないものがある。というのが
塞ぎ込みきれなくて、外に出なくちゃいけなくて、よいのかなぁとも思います。
しんどいですけどね。

20171205_shigotetuduki